忘年会のノンアル、どう選ぶ?――気持ちから考える飲み物ガイド
12月になると、忘年会が続きます。
同じ「忘年会」でも、その日の気持ちはいつも違うはずです。盛り上がりたい日もあれば、落ち着いて話したい日もある。
飲み物は、その気持ちに合わせて選べます。

気分を上げたいなら|スパークリングタイプ

乾杯の一杯には、場の空気をつくるだけでなく、食欲をかきたてる役割もあります。
細かい泡と穏やかな酸味が口の中を刺激し、食事の入り口をひらいてくれる。グラスに注げば見た目も華やぎ、一年の締めくくりらしい雰囲気になります。
飲む人がシャンパンやスパークリングを開けるタイミングで、同じグラスを持てるのも気持ちのいいところです。
たとえばNONはオーストラリア産のスパークリングで、ワイングラスに注ぐだけで見た目にも場が華やぎます。
いつも通りに始めたいなら|ノンアルコールビール

乾杯はビールから、という流れを崩したくない日もあります。
最近ではノンアルコールビールでも、タップで提供してくれるお店も出てきています。炭酸のキレと麦の香りがあり、周りと同じテンポで食事に入れる。
もっとも、全員が同じものを持つ必要はありません。ビールの人はビール、ノンアルの人はノンアル、お茶がいい人はお茶で乾杯する。それで十分に場は成り立ちます。
料理を楽しみたいなら|軽めのものから

忘年会のコースは、前菜から始まって刺身、揚げ物、鍋、締めの麺やごはんと続きます。
味の濃い料理が後半に集まるので、前半は飲み物が主張しすぎないほうが料理を味わえます。軽やかな飲み口のものから始めて、料理が重くなるにつれて飲み物も変えていく。
刺身や前菜には酸味の穏やかなスパークリング、揚げ物や肉料理には炭酸のキレやタンニンのあるもの。鍋の出汁や味噌には、発酵由来の複雑さを持つものが合います。
お酒を飲む人がビールから焼酎へ移るように、ノンアルコールでも飲み分けができます。
落ち着いて話したいなら|香りのあるもの

大人数の忘年会では、途中から少人数で話し込む時間が生まれます。
そういうときに合うのが、香りに奥行きのある一本です。ボタニカルを蒸留して香りを組み立てたノンアルコールスピリッツは、炭酸で割るとジントニックに近い体験になります。
ゆっくり飲めて、香りを楽しめて、そのぶん会話に集中できる。賑やかな時間の後に、ちょうどいい切り替えになります。
一年を振り返りたいなら|帰ってからの一杯

忘年会から帰ってきて、そのまま眠るのが少し惜しい日があります。
賑やかな場で話し続けた後、ひとりで静かに一年を振り返る時間。そんなときに、自分で選んだ一本があると違います。
飲んだ日でも、飲まなかった日でも成立するのがノンアルコールのいいところです。翌朝に響かないので、年末の連日の予定にも差し支えません。
気持ちに合わせて選べばいい
忘年会は、飲む人も飲まない人も同じ場にいる機会が多いシーンです。
盛り上がりたい日も、静かに過ごしたい日もあります。飲み物をその気持ちに合わせて選べるようになると、一年の締めくくりの時間が少し豊かになります。
アルコールの有無に関わらず、同じ場を同じように楽しめる。それが、忘年会をいい時間にしてくれます。




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