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花粉症のときにお酒を飲むと症状が悪化する理由──ヒスタミンという共通点

  • 2 日前
  • 読了時間: 3分

花粉症の季節、飲み会があった翌日に「いつもより症状がひどい」と感じたことはありませんか?


くしゃみが止まらない、鼻が詰まって眠れない、目のかゆみが引かない。


花粉の量は変わっていないのに、お酒を飲んだ日は症状が重くなる気がする。


これは気のせいではありません。アルコールと花粉症の症状には、ヒスタミンという共通点があります。

花粉症のときにお酒を飲むと症状が悪化する理由──ヒスタミンという共通点
花粉症の症状はヒスタミンが引き金

花粉症は、体が花粉を異物と認識して起こすアレルギー反応です。


花粉が体内に入ると、免疫細胞がヒスタミンという物質を放出します。


このヒスタミンが鼻の粘膜や目の結膜に作用することで、くしゃみ・鼻水・鼻詰まり・目のかゆみといった症状が現れます。


花粉症の薬(抗ヒスタミン薬)がこれらの症状を抑えるのは、ヒスタミンの働きをブロックするためです。


つまり花粉症の症状の重さは、体内のヒスタミン量と深く関わっています。


アルコールが花粉症の症状を悪化させる理由

アルコールが花粉症の症状を悪化させる経路は2つ考えられています。


ひとつは、アルコール飲料自体がヒスタミンを含んでいることです。アルコール飲料の多くは発酵によって作られますが、発酵の過程でヒスタミンが生成されます。


もうひとつは、アルコールの代謝過程で生じるアセトアルデヒドがヒスタミンの放出を促す可能性があることです。


アセトアルデヒドは低濃度でもヒスタミン放出を有意に増加させることが示されており、アルコール摂取後の過敏反応にはエタノール自体よりもアセトアルデヒドが関与している可能性が示唆されています。


花粉によって体内のヒスタミンがすでに増えている状態でお酒を飲むと、飲み物由来のヒスタミンとアセトアルデヒドによるヒスタミン放出がさらに加わります。


バケツの水があふれるように、すでに高い状態のヒスタミン量がさらに押し上げられることで、症状が悪化しやすくなります。

特に注意が必要な飲み物

ヒスタミン含有量はアルコール飲料の種類によって異なります。


赤ワインは1リットルあたり60〜3,800マイクログラム、白ワインは3〜120マイクログラムのヒスタミンを含むとされており、ビールも21〜305マイクログラム/リットルのヒスタミンを含みます。


赤ワインは特にヒスタミン含有量が高く、白ワインよりも注意が必要です。ウォッカ・ジン・ブランコテキーラのようなクリアなスピリッツは他の選択肢と比べてヒスタミンが少ないとされています。


ただしどの種類であっても、アルコールを飲む限りアセトアルデヒドによるヒスタミン放出の問題は残ります。


花粉症シーズンの飲み物の選択肢として

花粉症の症状が出ている時期にノンアルコール飲料を選ぶことは、ヒスタミンの問題を回避するという点で合理的な選択です。


「花粉症だから飲み会を断る」のではなく、「花粉症の時期はノンアルで参加する」という選択肢が自然に使えるようになると、症状をコントロールしながら場を楽しめます。


→ ノンアルコール飲料を探す:https://www.no-lky.com/visitors-page


参考資料

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